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行政書士
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行政書士の岡野です。最初はまじめにブログ書いてたのですが、すみません、ギブですw こまめな更新を目指して、写メした気になるなにかうやら、読んだ本やらについて書いていこうかなぁと思っております。臆病だけど時々向こう見ず、ブログを通じて新しい世界が開けたら面白いなぁと期待してます^^
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こんにちは、おかのです
どうやら夕立が来そうな雲行き…
ゴロゴロいってますよ、なんだかわくわくするな


さて、今日の本は「資格起業」がテーマ。
結構見かける系列の本ですが、司法書士の手による本は珍しいので
なかなか興味深かったです。

私は駆け出し個人事業主として、営業戦略(なんて立派なものではないですが)を
考える上では「ランチェスター戦略」という考え方がふさわしいのではないかと思い、
研修に参加したり、本をよんだりしています。

中小企業、個人事業主向けのマーケティングの本を読むと、
ランチェスターとはっきり書いていなくても、その流れを汲むと思われる
記述に度々遭遇します。


しかし、この本は久しぶりに違いました。
その意味でも新鮮でしたね。

著者が説くのは「スピード成長」です。
そのためには、やはりレバレッジ(流行の!)をかけなければならない
というのがこの本のメインテーマといえるのではないでしょうか。

先行投資が必要で、そのためには借財も厭わない。
先に器をでかくしろ、大きな器にはそれに見合った仕事がくるのだ、と。

その発想もわかるんです。
しかしやはり「投資」はリスキーであることを判った上で、勝算を立ててやらなくては
いけないのでは?と自分は思うのですが。

一番「うっ!」とうなった部分。
『経営者は必ずしもすべてのサービスを自分で提供しようとはしない。
逆に、経営者でないスペシャリストはすべてのサービスを自身の手で提供しようとする。
…こういう他人に任せられない人は経営者に向かない。』

今の自分は、すべてのサービスをプロフェッショナルにこなしたいと日々業務を
研鑽しているわけですが、頭でっかちでもいけないとも思っています。
この部分だけは非常に理解できるぶぶんでした。
…それに、誰かに任せられる環境って楽かも?!
 

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その死に方は、迷惑です―遺言書と生前三点契約書 (集英社新書 393B)

ずばり、責任あるオトナの老後指南書です。

筆者はファイナンシャルプランナー、行政書士という肩書きを持ち、
また、「NPO法人遺言相続サポートセンター」というNPOの
副理事もなさっているそうです。

その豊富な経験からの本著、若輩の自分にも非常に勉強になります。

著者が薦める「遺言書と生前三点契約書」とは

遺言書



・体が不自由になった時のための「財産管理等の委任契約書」
・認知証になった後も安心して暮らすための任意後見契約
 (これも公正証書ですることがひつようです)
・家族に不必要な負担をかけないため、自分が自分らしく死ぬための「尊厳死公正証書の作成 
 (これについてはそれぞれの考え方がありますね。)
です。

遺言書の部分の記述が大部分を占めています。

・相続手続きの煩雑さは財産の多寡に寄らず同じであり、
 遺言書はお金持ちのものという先入観は誤り。
・せっかく遺した遺言書がきちんと処理され、本当に役に立つためには
 どのように作ったらよいか。
 →公正証書遺言の薦め
 →自分で書いた「自筆証書遺言」、有効ですか?
 →自分の望む遺言書を作るなら「元気なうちに作る」ことが大切!
などなど…

自分としては財産管理契約や後見制度の活用も大事だと思っているので
大いに共感できました。

注)財産管理契約… 頭はしっかりしているけれど体が不自由になって
お金の管理を誰かにお願いする
必要が出てきたときに有効です。最近では金融機関の本人確認も厳重ですので
ご家族でも変わりに処理
することが難しい場面があります。また、お金を管理する方(ご家族やヘルパーさんなど)が、
善意でありながら後ろめたい思いをしなくて済みます。

注)後見制度 … 自分で判断が難しくなった時に助けてくれる後見人をつける制度です。
自身が元気なうちに自ら後見人を選任しておける「任意」後見と、
判断が難しくなってから裁判所に後見人の選任を依頼する「成年後見」があります。

…しかし、人間老境に至っても心配事ややらなきゃならないことが多いものですね。
自分の幸せな老後と、自分の死後の家族のためにぜひとも一読いただきたい本です。
 

こんばんは、おかのです。

今日は小説です。

めぐらし屋 』堀江敏幸 (毎日新聞社)
仏文学者である著者の手になる小説。

堀江さんは結構好きでこれまでもいろいろ読んでいます。
最初に出会ったのは、長編小説「河岸忘日抄 (新潮文庫 ほ 16-3)

今手元に無いので少々あやふやですが…

この長編はフランスのある河岸に係留された船で暫く暮らすことになった
主人公の日々のつつましい暮らしが、ミステリの古典・クロフツの『樽』と一緒に
流れていく様子を静かに綴った小説です。

起伏が少なく且つ長い小説のため、最初は少々読みづらく感じたのですが、
そのぼんやりとした空気感がクセになり、雰囲気に浸りたいために二度続けて
読んだことを覚えています。

毎日ベッドで読んでいて、睡眠導入にもぴったりでしたw


この本の影響で『樽』も読みました。

『樽』はミステリーの古典といわれているようです。

破損した怪しい樽から覗くのは、美しい白い女性の指…
フランスとイギリスにまたがる殺人事件を刑事が地道な調査で
じわじわと解決していきます。
派手な読ませる文章ではないけれど、刑事たちの実直な様子が
読んでいて心落ち着く素敵な小説です。

で、やっと本題。

「めぐらし屋」は蕗子という女性が、亡くなった父親の部屋を片付けるところから始まります。
「めぐらし屋」とタイトルされたノート。

その表紙の裏には自分が幼いころ描いてプレゼントした黄色い傘の絵が貼り付けられ、
几帳面な父の字でたくさんのメモが残されている…
そして「めぐらし屋」あてに掛かってくる電話。。。

父は生前何をしていたのか、どんな人物だったのか?
それを娘は探していきます。

とっても面白い小説で、おっとりとした蕗子さんもすてきだし、
気圧の変化に敏感な年下の重田君もいい味出してます。


自分的にはエンディングの先が気になる小説でした。
ほんの外ではどんな物語が続いているのでしょう…??
静かでほのかにあったかい小説です。

うわぁ、2008年折り返しちゃったよ!!!
嘘でしょーーー?!…取り乱してすみません ort

 

そんな今日も読書いたしましょう。
本日はこちら。

今日からでもできる! 自分を10倍高く売る人の小さな習慣 』
これは自分的にはイマイチでした。
『見た目が大事だ」とか、「70%の完成度で良いから速い仕事のほうが評価される」
とか「質より量」とか、確かにふんふんと思う部分もあるのですが
(いやスピードアップは図らねばと思っています、ホント…ort)
 
なんか、言ってる事が小さい、ショボイ、みみっちい☆
 
…まぁそうやってかっこつけてて結果が出てないんでは、
批判しても説得力無いですが。
 
そう、「かっこ悪い」やり方を堂々と書いてるんですね。
それがちょっとカッコつけしいの自分には受け入れがたいのかも^^;
(それに結構ハッタリかましてカシコク見せろ見たいに書いてるし、
無理じゃ、芝居できねーー。)

 

でもやっぱりこの人凄いかも。
Amazonで検索したら400件もヒットしたよ…
(改定したものを含みますが)
これはやはり並な人には無理ですよねぇ~

こんばんは、おかのです。

降りますねぇ、明日は出かけようと思ってるのですが


今日は
クライアントさんから書類を受け取り

研修

勉強会
(錫木様、明文社様、いつもお世話になります。
 参加者の皆様、ありがとうございました)

懇親会


でした。ふう。。。
明日は休みだ。


今日の感想文は
お金をかけない人ほど、新しい仕事はうまくいく―背伸びしない、ビジネスの立ち上げ方(金子哲雄)です。

 
読もうか迷ったのですが、気になったのでやっぱり読む。
 
いや、読んでよかったです。
今までいろいろとビジネスやマーケティングや成功法則の本を読んでいるので、
内容的には重複する部分も多いのですが、やはり勉強になりました。
特に本著は、起業当初に「お金をかけずに」ビジネスを廻すアイデアを
著者の経験から具体的に書いています。
 
本を読んだとき、A5サイズの手帳にメモを取るのですが、見開きが真っ黒になりました。
 
金森重樹さんの本も読むのですが、彼はいたるところで
「札束に火をつけてもやせない人に起業は出来ない」といったニュアンスのことをおっしゃっています。
しかし金森式は、起業当初はそんなこと無理ですよね、フツー。
出発点は同じでも、ゴールが違うため、間逆な発想になってるんですね。
動かそうとしているビジネスの大きさも違います。
本著の著者の場合、大きな仕事が来たら自分の得意なところだけやり、
残りはそれぞれの得意分野の人に任せてリスクも設けも細分化しているそうです。
そういう考え方もありますよね。
何とかしてやって器をでかくしろ!って書いてある書籍も多いですが。(金森さんとかw)
 
どっちが正しいとかではなく、どっちが自分にあっているかということなのでしょう。
 
小さく初めて頑張ろうという方にはとってもお勧めの本です。
 
そして、あとがきがまた大事です。
「本書の中で手の内を全部さらしました。…そんなことして大丈夫なのかと心配してくださる人も
いますが、心配御無用。いいと判っていてもそれを実行する人は1000人に一人くらいしかいないからです。」
 
∑(-Д-)確かに…!
 

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