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こんにちは、おかのです
今日はちょっと本はお休みして絵画レビューです。
最終日に駆け込みで見てきました、「マティスとルオー展」
お好きな方は言わずもがなですが、
少し二人の代表的な絵のタッチについて説明すると
ルオー→黒く太く描かれた輪郭、モチーフとしてはピエロ・クラウンなどが
多いが、その表情は宗教的で哲学的。
二人がセットでテーマになっている理由は、二人が同じ師匠(ギュスターブ・モロー)を
持つ弟子同士だからだそうです。
私は特にルオーが好きです、とてもやさしい人間性を感じます。
絵画を学ぶ前はステンドグラス職人に弟子入りしていた時期があるそうで、
その経験は彼の絵画にとても色濃く影響しています。
縁取りが黒く太い画面…そうです、ステンドグラスです。
そして、道化の服に身を包みながらも、その貧しさや日々の苦しみに
静かに向き合っているクラウンの表情の静謐さも、ステンドグラスの宗教性に通じます。
とてもいい展示会でした。
次回の展覧会は『芸術都市パリの100年展』です。
こちらも楽しみです
ひろしま美術館